南欧風の家
南欧は夏の日差しが特に強いことで知られています。そこで、その暑さを和らげるために壁は白く、そして屋根は断熱性の高い瓦を使用するという特徴があります。
また、室内は歴史の伝統を受け継ぐデザインが随所になされているのも魅力の一つです。
南欧風の家 uno
約30坪の平屋です。派手さはありませんが、塗り壁と瓦屋根という南ヨーロッパの海沿いの住宅の特徴がよく表れたお住まいです。
- 撮影地
- スペイン
- スチール製の門扉に郵便受けが良くマッチするお住まいです。壁の表面は少し凹凸のある仕上げで、屋根はお洒落な素焼きの屋根瓦がポイントになっています。
- 玄関です。日本では珍しくなった引き戸タイプです。土地の傾斜の関係で、玄関から左手に回る部分が一段高くなっていて手すりで囲われています。
- 一般的なご家庭の居間です。日本とあまり作りは変わりませんが、入り口ドアや、食器戸棚が無垢の木製です。重厚感があります。
- 居間の左手奥にこの台所があります。日本の対面式キッチンよりも狭いくらいです。白い設備機器が印象的です。
- 日本の場合は現在ほとんどの場合が家具は部屋の一部に造り付けのものを取り付けてしまいますが、欧州では家具を置くことが一般的です。
- この洗面所はヨーロッパのお住まいらしくタイル張りです。洗面台の奥に浴室がありますが、浴槽はなく、シャワーのみです。最近日本でも、この形式を見かけるようになりました。
南欧風の家 dos
リーマンショック以前、10年くらいの間によく建てられていたタイプの住宅です。居間は3室で、もう1部屋くらい欲しいイメージでした。
- 撮影地
- スペイン
- 玄関入口と２階のベランダ部分の円柱形式の手すり、アーチ形状の玄関周りの白い見切り板などがポイントです。
- タイル張りの居間です。300角以上の比較的大きなタイルが用いられることが多いようです。奥の食堂部分とはドアで区切られていません。
- 台所です。こちらのご家庭の設備機器は木製です。汚れの問題を気になさるからでしょうか。
- 日本でもよく見かける寝室の造りだと思います。こういった面では建築様式が一般化してきたのかなと思わせる面があります。ベッドの縁の部分が弧を描いているのが欧風を感じさせます。
- 玄関上のベランダに来ました。円柱状の手すりがよく見えます。日光浴ができるように、可倒式のいすが置いてありますが、南ヨーロッパでも夏の日差しが強くあまり日光浴の機会はないようです。
- 実はこのお住まい、日本とあまり変わらない敷地に建てられているのですが、プールが付いています。何ともうらやましい限りです。
南欧風の家 tres
約75坪の2階建てのお住まいです。デザイン的には現地でも特に凝った部分が随所にあります。かなり個性的な住宅ですが、実現できたら素晴らしいと思います。
- 撮影地
- スペイン
- ２階ベランダ部分およびその横の屋根も円形を取り入れているため、全体的に柔らかな印象です。2階ベランダの足元には小さな屋根を設け、スペイン瓦を見せています。
- リビングは磨いた大理石を使用しています。部屋全体が白で統一されています。こういったお住まいには憧れてしまいますね。
- リビングからキッチンを見ています。対面式キッチンのように壁で隔てずにリビングの一角をキッチンにすることで両スペースを区切っています。手前の食卓はガラス製でとってもおしゃれです。
- 庭に造られた離れです。ラティスを壁に利用しています。夏はここでバーベキューができますね。
南欧風の家 cuatro
住居スペースは約37坪。日本でも一般的な大きさですが、南欧情緒たっぷりのお住まいです。
- 撮影地
- スペイン
- 強い日差しの下、青い空と屋根瓦がきれいです。日差しが強ければ強いほど、美しさを増します。
- 暖炉のスペースの上にかけられた鏡が変わっています。その横にはガラス製の棚が取り付けられていて、とってもお洒落です。
- リビングを反対方向から映しています。全体的に白で統一されていますが、奥の収納スペースとは区切りのためのドアが設置されていません。
- 台所も白で統一されていますが、冷蔵庫など、一部がステンレス仕上げの製品が利用されているのも印象的です。
- キッチンを別方向から見ています。良く手入れされています。同様のキッチンは日本国内でも入手可能なようです。
- 玄関から右手奥のリビングに向かう通路です。大きな空間を真ん中に置かれた置物が演出しています。
- ここでも白で統一されている寝室です。特に変わった作りではありませんが、照明などもとっても印象的でした。左奥の納戸は仕切られていません。
- 納戸の中にいます。納戸の中には造り付けの棚などもあってかなり実用的です。しかもスペース的にもたっぷりです。
南欧風の家 cinco
細かな部分までこだわりぬいたデザインのお住まいです。延べ床面積が約133m2ありますので、スペースの使い方もぜいたくそのものです。
- 撮影地
- スペイン
- 2階のテラス、3階のベランダとも広い住居ならではのぜいたくな使い方が印象的です。実は3階建てで玄関が2階に設けられています。
- ここのお宅も台所は白で統一されています。ただしこのお宅は全て木製です。
- リビングを玄関方向から撮影しています。家具はまさしくヨーロッパテイスト。天井から下がっている大きなシャンデリアが特に印象的です。
- 玄関方向に向かっての撮影です。見事の一言です。
- 日本でもあまり見ることができなくなったタイル仕上げの浴室です。浴槽およびその他の設備もあまり見ることのできない製品ばかりです。
- 寝室です。ドアを開けると３階から見下ろせるベランダがあります。部屋の照明はこのシャンデリア1つですので、若干照度不足が気になります。
- 3階のベランダから見下ろしたお庭です。あまり植木等を植えていないので広いお庭が一層広く見えます。
- 2階から3階に上がる階段です。金色の手すりと、曲線を描きながら階段がつながって行く様子が印象的です。手すりが黒の場合と違ってかなり豪華な印象になります。
南欧風の家 seis
２階のベランダ足元に小さな屋根が造られていて、スペイン瓦を見せるような設定になっています。現地では瓦に対するこだわりが強いです。
- 撮影地
- スペイン
- 日本でも見かけるデザインですが、門扉は電子制御でセキュリティー面がしっかり対策されています。
- 左側のドアから入ったところがすぐにリビングです。玄関部分が広いと全体的にゆとり感が出るように思います。
- これまでのお宅はキッチンそ設備が白で統一されている場合が多かったのですが、このお住まいは木目調で統一されています。
- 左側にベランダの出口があります。やはりベランダがあると開放的な雰囲気になります。
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