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瓦の種類と特徴について

日本の瓦の種類と特徴

国産の瓦の画像

デザイン(種類)

  • 形状別の瓦の種類では、伝統的なJ型、S型、F型がある。
  • 国内はトラックによるパレット輸送がメインであるため、パレットの大きさによる制限から、産地が異なっても形状の面では殆ど同じ種類が生産されている。

販売実績

  • 愛知県(三州)、島根県(石州)、兵庫県(淡路)が日本の3大産地。シェアは三州の58%、石州の16%、淡路の12%。合計で86%を占める。

品質および長所・短所等

  • 瓦の版が比較的小さい種類が多いため、焼成後の狂いが少ない。
  • 石州産は硬くて寒さに強い点。販売分野での協業が行われている。
  • 淡路産は肌が滑らかな点。また、地域内での生産する種類の分業を実施。
  • 三州産は両者の中間の特徴を有する。また、地域内での生産の工程分業を実施。
  • 凍害の面からは産地間による製品の差が大きいため、特徴をよく把握して使用することが望ましい。

日本の洋瓦の種類と特徴の詳細へ

スペインの瓦の種類と特徴

スペイン産の瓦の画像

デザイン(種類)

  • 日本の製品との比較で最も大きな特徴は、1枚の瓦に数種類の色が焼き付けてあり、日本の瓦の様に数種類の色の瓦を混ぜ合わせて葺く必要がなく、仕上がりが自然。
  • フランス産、イタリア産と比較した場合、スペイン産は、色使いがしっかりしていて、個性的な仕上がりになること。色あせがないこと。
  • 形状別の種類では、日本のS型、S型の段付(日本では社寺の工事で主に使用される)、F型がある。

販売実績

  • 世界各国にむけての輸出実績では地中海沿岸国では量・種類とも最も豊富。ヨーロッパ北部にも多く輸出している。

品質および長所・短所等

  • 地中海沿岸のフランス、イタリア等の瓦と、種類・特徴ともに類似する部分がある。
  • 日本と比較すると、瓦の種類によっては、版の大きさに比例して焼成後の寸法誤差が若干存在することがある。
  • ヨーロッパ規格に準拠。検査機関が、凍害や寸法誤差などの各種試験への適合を証明している。

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フランスの瓦の種類と特徴

フランス産の瓦の画像

デザイン(種類)

  • 日本の製品との比較で最も大きな特徴は、1枚の瓦に数種類の色が焼き付けてあり、日本の瓦の様に数種類の色の瓦を混ぜ合わせて葺く必要がなく、仕上がりが自然。
  • スペイン産と比較した場合のフランス産の特徴は、色の使い方が繊細で種類が豊富。ただし、経年変化で色があせて行く場合がある。
  • 形状別の瓦の種類では、日本のS型、S型の段付(日本では社寺の工事で主に使用される)、F型がある。

販売実績

  • 世界規模で展開している会社があることが特徴。

品質および長所・短所等

  • 地中海沿岸のスペイン、イタリア等の瓦と、種類・特徴ともに類似する部分がある。3か国の中では品質・価格とも最も高い。
  • 日本と比較すると、瓦の種類によっては、版の大きさに比例して焼成後の寸法誤差が若干存在することがある。
  • ヨーロッパ規格に準拠。検査機関が、凍害や寸法誤差などの各種試験への適合を証明している。

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イタリアの瓦の種類と特徴

イタリア産の瓦の画像

デザイン(種類)

  • 日本産との比較で最も大きな特徴は、1枚の瓦に数種類の色が焼き付けてあり、日本産の瓦の様に数種類の色の瓦を混ぜ合わせて葺く必要がなく、仕上がりが自然。
  • スペイン産とフランス産の中間的な特徴。
  • 形状別の瓦の種類では、日本のS型、S型の段付(日本では社寺の工事で主に使用される)、F型がある。

販売実績

  • スペイン産、フランス産の瓦との比較では量・種類とも販売実績に劣る。

品質および長所・短所等

  • 地中海沿岸のスペイン、イタリア等の瓦と、種類・特徴ともに類似する部分がある。
  • 日本と比較すると、瓦の種類によっては、版の大きさに比例して焼成後の寸法誤差が若干存在することがある。
  • ヨーロッパ規格に準拠。検査機関が、凍害や寸法誤差などの各種試験への適合を証明している。

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